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NEW HAPPY MONDAY Vol.66 〜叶愛、生まれることの奇跡〜

皆さん、こんばんは!
先週は愛媛に久しぶりに行かせて頂き、
54名もの学生に1day就活対策講座を
お届けさせて頂きました。
地方の学生が情報と出会って目を輝かせて
会場を出ていく姿に本当に嬉しい気持ちになりました(^^)

また、先週は私事で恐縮ですが、
10/15に大望のベビーが誕生しました。
突然の出来事に私も驚きましたが、
その中で沢山の学びがありました。

昨日はChangeの総会で
僕にとって本当に息子、娘のように
思ってきた愛する家族から
サプライズでお祝いをしてもらいました。
世界に一つしかない
オリジナルの子供の名前が
入った絵本をもらい、
みんなから結婚式同様の
卒業式みたいなお祝いの
メッセージをもらい、
恥ずかしながらこの一年間の
たくさんの出来事が思い出され、
生きることの奇跡を感じ、
涙が溢れました。

Changeのみんなには
泣かされてばかりです。(笑)
Changeの仲間の存在は
僕の頑張る理由そのものです。

今日のHMDは、
この1年間で起きたことを
自己開示も含めて等身大に
皆さんに共有できたらと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
叶愛、生まれることの奇跡
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2018年10月3日。
偶然にして10(とう)3(さん)の日に
僕は父さんになれるという事を妻から
聴きました。
その日は人生で一番有頂天になった日で、
恥ずかしながら万歳しました。。(笑)

そのあとも気分は高揚し、
夜、眼を瞑れば、
「子供とあんなことしてみたいなー」
とか
「子供にあんな経験させてあげたいなー」
とか
考えたら全く寝付けずに、
寝れそうもなかったのでこの日の喜びを
将来自分の子供が知ったときに
自分がどれほど愛されている存在かを
知ってもらいたいと思って、
その子に向けて手紙を書きました。
10歳のその子の誕生日に読ませてあげたいと
思った手紙には、自分の喜びの感情や
どれほど生まれてくる前から
あなたを愛しているかという事を
書きました。
それからも日常の景色は今までの
色と変わり、
父になると実感してからは
毎日まだ出会ったこともない子供の
事を考える日々でした。

そんな中、凶報が僕のところに
届きました。
それは
「心臓の音が聞こえない」
という知らせでした。

動揺する妻に、
自分の動揺も隠しながら
「絶対大丈夫だよ!俺たちの子供だから!」
と言い聞かせました。
それから急いで家に帰り、
不安そうな妻のお腹に
毎日語り掛けました。
「おーい!ちゃんと生まれて来いよ!
会えるの楽しみにしてるよー!」
って。

何もできない自分への憤りと
子供が生まれる事が
出来ないかもしれないという
大きな不安を抱えながら、
時は過ぎました。
「何とか心臓を動かしてくれ。」
毎晩、毎晩そう願い事をしました。

しかし、無情にも11月3日の日。
妻と二人で病院に行き、
お医者様から伝えられた言葉は
「流産です」
という言葉でした。

雲一つない晴天の日。
いつもは大好きな青空がとても悲しい空に見えました。
大切な命が、
あると思われた命がなかったと
わかったとき言い表しようのない
無力感がそこにはありました。
妻は前向きそうにしていましたが、
明らかにショックを受けているように感じました。

僕は強く刻みました。
2018年10月3日。命があると感じた最上の喜びを。
2018年11月3日。あるべき命がそこにない悲しみを。
「第1子が生まれる事が出来なかった。
この命の儚さの理由は何だったのか。」
そのことを真剣に深く考えました。
僕らの第1子は僕らに何を教えようとしてくれたか。
僕はそこに意味を付けました。

「人は生まれる前から愛されている。
心臓一つ動かす能力のなかった僕らの子供。
それなのに愛おしくて、愛おしくて
たまらない気持ちを毎日持っていました。
この子が生きることを願い、
どれほど思考した事か。
どれほど願ったか。
それでもその子は産まれる事が出来なかった。
産まれる力がなく、生きる力がなかった。
出会ったこともなく、
形を見たこともなかった。
でも、その子ですら僕らは
とっても愛することが出来た。
だとしたら、今自分の目の前にいる
一人一人の人が生きるという事が
どれほどの奇跡なのか。
どれほど愛すべき存在なのか。
どれほど価値ある存在なのか。
そのことを忘れないで生きよう。」
ということを。

それから4か月経った3月9日。
ちょうどmyself199期の最終日。
名古屋myselfからの帰りの新幹線の中で、
100期台を丸々守り切ったmyselfの後で、
美帆から最高のお祝いのプレゼントをもらいました。
それが、第2子の誕生のプレゼントでした。
myselfを100期分
命かけて守りました。
その頑張った自分へのご褒美が
天からの嬉しすぎるプレゼントでした。

そして、妻のLINEからは
「心音が聞こえたよ。心臓動いてたよ。」
という言葉。
嬉しくて嬉しくてたまらなくて、
一人帰りの新幹線の中で
涙が止まりませんでした。
それから37週間。
毎日毎日娘の事を考えました。

僕なんて、所詮できる事は
考えてあげる事や、
お腹に声をかけてあげる事、
そして、大好きなピアノで娘と嫁に
赤ちゃんに良いと言われている
ドラマ「コウノドリ」の曲を
弾いてあげる事。
こんな程度の事しかできませんでした。

しかし、妻の美帆は違います。
毎日毎日、子供と一心同体。
妊娠初期にはまるで二日酔いのような
めまいや吐き気を感じながら、
いつも履いていたヒールを全く履かなくなり、
いつも飲んでいた大好きなお酒は一切断ち切り、
少しでも危険を感じることから身を遠ざけます。

妊娠中期から後期には
時にお腹の中から内臓を蹴られることもあり、
いつもお腹を支えながら歩き、
夜には突然お腹のベビーがしゃっくりをし始めて
起こされることなんて日常茶飯事。

そして、妊娠後期
9カ月時点で9月7日の検診で
子宮頚管から既に2.4センチまで
来ており早産の可能性があったので、
その日から緊急で入院をし、
1か月間毎日同じ景色の病院のベットで
トイレ以外は起き上がることも許されず
猛烈な腰痛や関節痛とも向き合いながら
監獄の様な生活と向き合っていました。

その姿を見ていて、
僕も、僕以外の今日まで
僕が出会ったすべての人も
お母さんにこれほど大切にされたから
産まれてきているんだなと
生きることの奇跡と
生きることの愛情を感じました。
そして、10月5日にようやく
37週目に入れたこともあり
退院してきました。

10月15日朝。
僕は会社での会議もあり、
5時30分過ぎに家を出ていきました。
退院時から高血圧が続き、
少し体調が悪そうにしていたので、
「今日病院に行ってきてね!」
と伝え、
幾ばくかの不安を感じながらも、
創立記念式典と会議の為出社しました。
式典を終え、お昼ご飯を
食べていると突然嫁から一言。

13:17
帝王切開になりそう(汗)
帰ってこれる?
今日すぐ手術したほうがいいって

急ぎ、上長の髙橋MGRに電話をすると
すかさず
「すぐ向かってください」
と頂き病院に向かおうと
会社から国際展示場駅に走っていると
産婦人科の小林先生から電話がなりました。

「今、どちらにいますか?」
「国際展示場駅です!」
「奥様は直ちに帝王切開で手術が必要です。
高血圧なのとタンパク質の数値が高い為
今すぐにでも生まないと
奥様の脳内出血の可能性と
子供も危ないかもしれません。
40分も待てないので
本来書面で同意いただきますが、
電話にて同意いただけますか?」

心臓が高鳴りながら聴きました。
「嫁は何と言っていますか?」
「切る覚悟をなさってます。」
瞬時に嫁は子供の為に自らの
お腹を切る覚悟をしたと聞き
ビビってる場合じゃないと、
「はい。ではお願いします。
すぐ行きます!」
と伝え、電車とタクシーを乗り継ぎ
猛ダッシュで向かいました。

途中、ふと空を眺めました。
すると、2018年11月3日、
雲一つない真っ青な空が
悲しげに見えた時と
全く同じように、
2019年10月15日の空は
雲一つない、真っ青な空でした。

唯一の違いは僕の心でした。
悲しさに暮れた空と、
嬉しさに溢れた空。
同じ空模様なのに全く感じ方が異なりました。
僕はどちらの空も永遠に忘れないと
心に刻みました。

病院に着くと、ほぼ同時刻に
赤ちゃんが生まれ
大きな産声と可愛い顔を見せてくれました。
あまりの可愛さに呆然と立ち尽くしていると
すかさず看護師さんから
「パパ!!良いからぼーっとしてないで
ビデオ撮って!!!」
と言われて急いで携帯を取り出して
ビデオを撮り始めました。(笑)

一生懸命血だらけで泣いてる娘の姿を見て、
その血を拭いてくれる看護師さんを見て、
また妻の手術に立ち会ってくれた
看護師さんは5名。
そしてドクターが1名。
それだけの人に力を貸してもらって
人は生まれてきている
という事を知りました。

そのあと30分後くらいに妻のところに
ようやく行くことが出来、
麻酔で意識が朦朧としている妻の横で
「頑張ったね。本当によく頑張ったね。
ありがとうね。ありがとうね。」
としかいう事が出来ませんでした。

4時間ほどが経って、
妻の意識が戻ってきたとき、
起き上がろうとすると
妻は痛みに顔をゆがめる姿がありました。
すると、それを見た看護師さんが、
「痛くて当たり前よー。
切腹したようなもんだからねーー!」
と笑いながら言ってるのを聞いて、
「確かにーーー!!!!!」
と衝撃を受けました。

確かに美帆からしたら、
自分の命を危険にさらして、
お腹を切るという事は
ある意味武士の切腹に同じこと。
その事を子を思う母親は
瞬時に受入れ、
その後もその激痛と向き合い、
子供の為に世話をしています。
正に親は子を命を賭けて
育ててるという事実を知った時、
「あなたには価値がある。」
「あなたはあなたのままで素晴らしい。」
「あなたは出来る。」
という真の意味を理解した気がしました。

そんな経験を経て自分の娘の名前を
妻と相談して決めました。
それは
「叶愛(とあ)」
という名前です。
2つの意味があります。
1つは「叶えるという事は愛である。」
ということ。
もう一つは
「愛で叶える人生を生きる」
ということ。
です。

正にアチーブメントに入社してからの7年間、
そして今日までの人生で
僕と出会ってくださった
全ての人から教えて頂いた人生そのものを
表した名前です。
約3か月間考え抜いて
決めた名前です。
3か月間熟考しました。
日々決断のスピードを大切にしている
僕が丸々3か月もかかりました。(笑)
そのくらい名前を考え抜いたときに
自分の名前の深さや親の愛にも
気づきました。

それは皆さんの名前も同じかもしれないです。
人が生まれること自体奇跡。
その奇跡を親御さんが乗り越えて、
そのエピソードから生まれる
親の願いがこもった皆さん
一人一人の名前。

そこで今週のQuestionは

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あなたの名前の由来は?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ちなみに僕の名前は瑞季です。
父に聞いたところ、
「瑞」という字の意味は宝という意味。
「季」という字の意味は一年中という意味。

一年中宝に恵まれる人生でありますように。
そんな願いを込めてつけてもらいました。
僕は次男坊なので、次男坊はいつも兄のおさがりや
昔は家督も受け継ぐことが出来ず、
次男というだけで苦労することが多かったから、
そうではなく「年中宝に恵まれる子であってほしい」
という親の願いを聞きました。

「名は体を現す。」という言葉の通り、
僕は本当にお陰様年中宝に恵まれる
人生を生きています。
親にこの事をきっかけに益々感謝
した僕らの出産ストーリーでした。

苦しかったことも
嬉しかったことも
あえて誰かの力に少しでもなれば
と想い、赤裸々にすべてを書きました。
この事が誰かのお役に立てますように。

さて、今週は10/26には
社会人基礎講座があります!
ぜひ皆さんもお越しください(^^)

☆★☆イベント情報★☆★

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★Lead~組織変革リーダー育成プログラム~
【日程】
10/29(水)-30(木)83期
11/21(木)-22(金)84期
12/25(水)-26(木)85期
01/30(木)-31(金)86期
【予約方法】

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★myself~自己変革リーダー育成プログラム~
【日程】
第217期 11/14(木)-16(土)@東京開催
第218期 11/28(木)-30(土)@大阪開催
第219期 12/05(木)-07(土)@名古屋開催
第220期 12/19(木)-21(土)@東京開催
第221期 01/07(火)-09(木)@東京開催
【予約方法】
≪初受講≫
≪再受講≫

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★Trigger
11月07日(木)@名古屋
11月08日(金)@大阪
11月12日(火)@長崎
11月19日(火)@愛媛
11月20日(水)@東京
11月26日(火)@広島

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★社会人基礎講座
10月26日(土)08:00-10:30 @東京本社『伝説の新人の働き』
11月02日(土)08:00-10:30 @東京本社『人生を変える読書術』
12月27日(金)08:00-10:30 @東京本社『GRIT』

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★1day就活対策講座
11月06日(水)10:00-18:45 @東京本社
11月09日(土)10:00-18:45 @大阪支社

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※詳しい詳細や時間が知りたい方は
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気軽にお問い合わせください!

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