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NEW HAPPY MONDAY Vol.39 〜終わりを意識することで、 美しく生きる〜

皆さん、こんばんは!
アチーブメントの小倉瑞季です(^^)

先週は名古屋でmyselfがあり、
45名の学生と最高の一週間を過ごしました!
そして、一年間ともに走り続けてくれた
愛媛、長崎のTriggerの19世代
最後の開催がありました。

愛媛では門脇幸平君を中心に
集まった沢山のかけがえのない同志。
長崎では山野陽子さんを中心に
集まった沢山のかけがえのない同志。
そして沢山の苦難困難を乗り越えてくれた
名古屋の同志。
その一週間で彼らの生き様から
また今日は3.11ということもあって、
学んだことをシェアさせて頂きます^ ^

******************
終わりを意識することで、
美しく生きる
******************

人には3つの真理があります。

————————–
真理とは、
あらゆる時代背景
環境背景、文化背景、
一切関係なく、
その事実に対して否定のない
事実を真理と言います。
————————–

まず一つは、
「人生は一度きり」
ということ。

この言葉は多くの人が
よく耳にすることだと思いますが、
意識できている人は意外と少数です。
「人生にはリハーサルは用意されていない」
仮にリハーサルがあれば、
今日くらい手を抜いて生きても
良いかもしれませんが、
「今日がぶっつけ本番だ」
と思えば手を抜いて生きることも、
怠惰ルーズに生きることも減ることでしょう。

そして、二つ目の真理は
「その人生には必ず終わりが来る」
という真理です。
「僕は死にませーん」
という人はいません。
居ても武田鉄矢さんくらい。笑
(古くてごめんなさい🙏)
僕らの人生には
いつの日か必ず終わりが来ます。
始まりあるものには、
終わりが来るのは
正に真理です。
生きとし生ける全てのものが
必ずいつの日か
体験するのが終わり。

そして、三つ目の真理。
これが意外に忘れ去られがちですが、
「その人生が“いつ終わるか”は誰にもわからぬ」
という真理です。
言い方を変えるとするなら、
「今日が人生最後の日かもしれない」
という真理です。
これは老若男女関係なく、
全ての人に当てはまる真理。

2011.3.10に明日3.11が来て、
「自分が愛する人に『愛している』ことを
二度と伝えられなくなる」
ことを知っていた人は誰もいません。

しかし、それは唐突に何の前触れも
足音もなく訪れるものです。

特に現代日本では、
「平均寿命」という言葉に惑わされ、
80歳まで生きる前提で生きているからこそ、
今日一日の手を抜けてしまう。

仮に「余命3日」と言われたら
今と生き方は変わりますか?
変わるとしたら今すぐその生き方を
変えた方が良いと私は思います。
なぜなら終わりが来た時に後悔するからです。

今日が最後でも後悔しない今日を
積み重ねること以上に
納得のいく人生を生きられる術はありません。

この三つの真理を意識し続けたとしたなら、
今日一日のクオリティは変わるはずです。
今日一日の生き様が変わるはずです。

そういつもメッセージをしながらも
いつの間にか
「今日が永遠に来る」
と思い込んでしまう自分がいる
というのもまた人間らしさ
ではないでしょうか。

現代では髑髏のマークは
何だかV系の人たちがよくつける
ファッションアイテムになっていますが、
昔の人は何故髑髏を持ったかというと、
「いつの日か自分もこの髑髏のようになる」
ということを忘れないために、
「死」つまり「終わり」
を常に意識するために
髑髏を持ったそうです。
その思想を西欧では
「メメントモリ」と言います。

僕も、もっと意識せねばと先日
強く思いました。

先日の
愛媛での
仲間たちの姿、
長崎での
仲間たちの姿、
名古屋での
仲間たちの姿、
何だか当たり前にまた
みんなと走れる気がしてました。

それでも、
各地域でみんなが言っていました。
「これがみんなと走れる最後」
その言葉を
聞いた時、
ハッ!
としました。

そして、最後を意識し始めた
仲間たちの言葉は
実に力強く、そして頼もしく、
何より美しく、心に響くものがありました。

また、定期的に触れる
幕末の志士たちの思想に触れた
日々にも全く同じ事が多く起こります。
本人たちから言われているわけでもないのに、
声を通して届けられてるわけでもないのに、
「終わりを意識して、
自分の信じた人生の目的」
にまっしぐらに生きた志士たちの
生き様を目の当たりにした時、
そして、最後を意識しながら
生きた彼らの言葉は
実に力強く、そして頼もしく、
何より美しく、心に響くものがありました。

心を突き動かすものが確かに
そこにはありました。
彼らは何故あれほどまでに
命を使い切り、
20代、30代という若さで
後世に響き渡るほどの
偉業を成し遂げられたのか。

それは「武士道とは死ぬことと見つけたり」
と葉隠にあるように、
常に武士たちは「死」つまり
「終わり」を意識したからこそ、
美しく、また力強く
その時代を生きたのではないでしょうか。
終わりがあるこそ、
物事も人も美しく見えます。

例えば、桜も散るからこそ
美しく見えます。
仮に一年中桜が咲き続けていたら、
誰も桜の開花を喜ばないのではないでしょうか。
花火も同じです。

あれは、「バン」という音と共に直後に
消えるからこそ美しく見えます。
仮に「バン」という音の後も
ずっと空に花火が咲いたままなら
誰も花火を観に行かないとは
思いませんか?
人の命が美しく見えるのも、
「終わりがある」
からだと私は思います。
そして、美しく生きれるのも
「終わりがある」
からだと私は思います。

その終わりは人のパフォーマンスを
向上させるという研究結果もあります。

バスケットボールの試合前に、
「いずれは誰もが死を迎えること」を
ほのめかされた選手は、
そうでない選手よりも
シュートの成功率が高く、
より多くの得点を稼いだ──
これはスポーツ心理学の学術誌
『Journal of Sport and Exercise Psychology』
掲載された研究結果です。

研究チームは、
こうした死のほのめかしによる
「激励」の効果は、
「恐怖管理理論」
(terror management theory)によるもの
と仮説を立てています。

この理論は、人間は
「死の恐怖」に直面して
それに対処しようとする際に、
自尊心や意義、不死を象徴するもの

──そしてこの場合では
優れたアスリートになること──

を追求するというものです。
「死をほのめかされると、
その恐怖に対処する必要性が生じます。
その結果、作業により
熱心に取り組むことが
多くの研究からわかっています」。
研究論文の共同執筆者で、
アリゾナ大学で心理学を研究する
ジェフ・グリーンバーグは
ニュースリリースでそう述べています。

研究チームは実験に先立ち、
バスケットボールの選手を集めました。
そしてまずは、論文の筆頭執筆者
コリン・ゼストコットと
1対1の試合を2回続けて
やってもらうことにしました。
(ゼストコットもアリゾナ大学の
心理学研究者だが、
選手たちには別の被験者だと思わせていた)。

1回目の試合のあと、
被験者をランダムに2つに分け、
半数には試合の感想を書くアンケートに、
残りの半分には自らの死に
ついてどう考えているかを
書くアンケートに回答してもらいました。

すると、死に関するアンケートに
答えた被験者は、
もう1つのアンケートに答えた被験者と
比較して、2回目の試合での
パフォーマンスが40パーセントも
向上したといいます。

試合の感想に関する
アンケートに答えた被験者は、
1回目と2回目の試合で
パフォーマンスに変化は見られませんでした。
研究者たちはスポーツのコーチのなかには
このような方法で選手のやる気を
喚起している者がすでにいるかもしれない
と語り、さらなる研究によって、
人々が抱く「死に対する恐怖」を
活用する新たな方法が
開拓されるかもしれないと示唆しています。
そして、そうした手法は
スポーツに限らず、仕事などにも
応用できる可能性があるとも述べています。

死を活用するなんて
生を軽んじてるように
一見見えますが、
僕はそうは考えていません。
僕は死を活用することこそ、
生を最も尊ぶことだと思ってます。

そのことをたったの8年前の今日に
いつも明るい日本が
震災の停電で満点な星空に見守られながら
沢山考えました。
それでも時の移ろいというのは
儚いもので8年の歳月で
着実に記憶の風化が起こってます。
僕はこの記憶だけは決して風化させないと
決めています。

あの日から8年。

毎日毎日、「今日が最後でも悔いのない今日を」
この生のスイッチが最大になる言葉で、
今日まで走ってきました。
先週一週間で改めて
その思考の価値を痛感した日となりましたので
改めてみなさまにシェアさせて頂きました^_^
皆さんも
〜終わりを意識することで、美しく生きる〜
一週間にしてみてください(^^)

今週のQuestionは!!!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あなたが終わりを意識する
ためにしている工夫は?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

僕は毎朝の手帳を見ることと、
そして夜の振り返り、
更には食事を頂く時の
「頂きます。」
頂いた後の
「ご馳走さまでした。」
この4回は必ず終わりを
意識するようにしてます^_^

さぁ、今週は今日が
ゴン君講師でその仙台Trigger!
そして、明日からLead!
15日は広島Trigger!
今週も盛り沢山ですが、
顔晴れやかに顔晴ります!

☆★☆イベント情報★☆★

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★Lead~組織変革リーダー育成プログラム~
【日程】

03/12(火)-13(水)74期
03/28(木)-29(金)75期
【予約方法】

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★myself~自己変革リーダー育成プログラム~
【日程】
第200期03/14(木)-16(土)@長野開催
第201期03/21(木)-23(土)@東京開催
第202期04/18(木)-20(土)@愛媛開催
第203期04/25(木)-27(土)@東京開催
第204期05/09(木)-11(土)@東京開催
第205期05/16(木)-18(土)@大阪開催
第206期05/23(木)-25(土)@仙台開催
【予約方法】
≪初受講≫
≪再受講≫

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★Trigger
03月11日(月)@仙台
03月15日(金)@広島
03月18日(月)@名古屋
03月20日(水)@東京
03月25日(月)@大阪
03月26日(火)@長野

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